やわらかい風から、暮らしが動き出す
YUTORI
— fengshui life design notes 01 —
朝の光が、いつもより少しだけやわらかく感じた日。
季節の境目は、カレンダーよりも先に、
光の色や風の手ざわりが教えてくれる気がします。
部屋に差しこむ光がふんわり広がって、
白いシーツのシワまで、やさしく見えてくる。
そんな朝は、なんでもない一日が
少しだけ新しく感じられるのが不思議です。
外を歩くと、空気の温度がゆるみ、
歩幅が自然とひとつ広がるような軽さがありました。
冬の冷たさの奥に、春の気配が混ざる瞬間。
そのほんの少しの変化を、
ちゃんと受け取れる自分でいたいと思います。
今日の ameno は、
「やわらかい風を、そのまま受け取ること」。
風水を学び、
たくさんの人生の節目に立ち会ってきて感じるのは、
流れが大きく動くときほど、
はじまりはいつも静かだということ。
お気に入りのお茶の湯気。
散歩の途中で見上げた、淡い青。
影の形が、少し丸くなっていく気配。
特別なことをしなくてもいい。
季節がゆっくり動くリズムに合わせて、
自分の内側の強張りを、そっとほどいていく。
それもまた、
ひとつのライフデザイン。
今日拾い上げた ameno drop を、
またひとつ暮らしに重ねながら、
横浜の光の中で、
これからも小さな視点を綴っていこうと思います。