「なりたい自分」を言葉にすると、未来が動き出す

「なりたい自分」を言葉にすると、未来が動き出す
こんにちは、風水ライフデザイナーの志賀由都理です。
夏の終わりが近づいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
暦のうえでは立秋を迎え、
風水の五行では「火(夏)」から「金(秋)」への切り替わりのとき。
まだ気温は高くても、
自然の中では確実に“秋の気”が広がりはじめています。
この切り替わりの季節は、
自分の“未来の姿”を思い描くことにとても適したタイミング。
今回は、空間の整えだけでなく、内側の整え=“意識の風水”についてお話しします。
なぜ「秋前」に未来を思い描くのがいいの?
風水の世界では、季節の巡りに合わせて
行動や意識を整えていくことで、運気の流れにスムーズに乗ることができると考えます。
秋は「金」の季節。
“実り”や“収穫”を象徴する一方で、
その流れに乗るには「準備」と「言語化」が必要です。
なぜなら──
思い描いていない未来は、やってこないから。
なんとなく日々をこなしていたら、
気づけば「夏が終わってた」「今年もあと数ヶ月…」なんてこと、ありますよね。
だからこそ、秋の扉が開く前に、
自分自身にこう問いかけてみてください。
「この秋、どんな自分でいたい?」
「どんな暮らしをして、何を感じたい?」
「どんな場所で、誰と、何を分かち合いたい?」
風水は「空間」だけじゃない。「意識」にも作用する
私はこれまで、たくさんの空間や人生を風水で整えてきました。
でも本当は、「空間の整え」と「意識の整え」は、切り離せないものです。
たとえば、
美しいお花を飾ると、気持ちがやわらぐように。
机を片づけると、考えがクリアになるように。
逆に、
「やりたいこと」「こうなりたい自分」がモヤモヤしているとき、
空間を整えても気が巡らないことがあります。
そんなときに必要なのが、
“自分の思い”を言葉にすること。
紙に書いてもいい。スマホのメモでもいい。
「こうだったらいいな」と思う未来を、
ひとつ、言葉にしてみてください。
言葉にした瞬間から、“気”が動き始める
風水では、「意図」と「行動」こそが運を動かす最大の力だと考えます。
言葉にすることは、“意図”を明確にすること。
そしてそれが、未来の“気の設計図”になります。
こんなふうに書いてみてください:
- 「秋は、自分と向き合う時間を大切にしたい」
- 「家で過ごす時間をもっと心地よくしたい」
- 「五感を整えて、ゆったりとした季節にしたい」
たった1行の言葉が、
その人の未来の“気の巡り”を変えることもある。
私はこれを、風水的に“種を蒔く”行為だと捉えています。
まだ暑い今だからこそ、気持ちだけ秋へ
季節が切り替わるときは、
一歩先の未来を“整えるチャンス”。
今の自分にとって、無理のない理想を。
ちゃんと願えて、ちゃんと行動できそうなことを。
「こんなふうに生きていきたい」
「私は、こうありたい」
そんな気持ちを、どうか大切に。
その願いは、あなた自身の人生を育てていくエネルギーになります。
未来の自分を、書き出してみよう
- この秋、どんな気持ちで過ごしたい?
- どんな習慣をはじめたい?
- どんな言葉を自分にかけてあげたい?
完璧じゃなくて大丈夫。
心の声をそっと拾って、書いてみるだけで、
空間と気の流れが、少しずつ動き出します
未来は、今この瞬間の言葉と行動から。
あなたの“理想の秋”が、ここから始まりますように。
志賀由都理