夏の土用、気を乱さず運を整える。

こんにちは!
風水ライフデザイナーの志賀由都理です。
毎年、季節の変わり目にやってくる「土用」の時期。
今年の夏の土用は、2025年7月19日〜8月6日(正確には7日午後まで)です。
「土用って、ウナギを食べる日?」
そんなふうに思われがちですが、
風水や気学の視点から見ると、土用は“季節と氣が切り替わるタイミング”。
心や身体、そして運の流れにも“ゆらぎ”が起きやすい、繊細な節目のときなんです。
「土用」とは何か? 〜五行で読み解く季節の“間”〜
土用とは、東洋の暦で「土」の氣が強くなる期間。
五行(木・火・土・金・水)の中でも、
“土”は安定・変化・吸収・間(あわい)を司るエネルギー。
季節が「春→夏」「夏→秋」へと移行するとき、
この“間”を整えるために現れるのが「土用」です。
土の氣が強まる=氣のバランスが偏りやすい
そのため、心身の不調・感情の不安定さ・物事の停滞などが出やすくなります。
夏の土用は、“熱と湿”で氣がこもりやすい
とくに夏の土用は、
「火」のエネルギーが強い季節に、さらに「土」が重なるため、
“熱”と“湿”がこもりやすい時期。
- 倦怠感・だるさ
- イライラや焦り
- 頭は動いてるのに身体がついてこない
- 胃腸トラブル
- 決断できない・ミスが続く
- 空間の空気がどんより…
こんなときは、「氣が乱れているサイン」かもしれません。
風水的・夏の土用の過ごし方

この時期に大切なのは、無理に“攻めない”こと。
土用は「動かす」より「観る」「整える」に向いた時期。
だからこそ、風水では以下のような過ごし方をおすすめしています。
空間の熱と湿を抜く
- 朝の風通し、除湿器、換気
- 扇風機や風鈴など“風”の氣を活かす
- お香や音楽で“こもり”を解放する
水の氣でクールダウン
- 冷たいものを控える(氷・アイス・生野菜はほどほどに)
- あたたかい汁物を1日1回(特にお味噌汁!血を作ってくれます。)
- 「よく噛む」ことを意識する(“気”を練るイメージで)
“土を動かさない”意識
- 家のリフォームや庭仕事、引越しなどは原則NG
(普段から土に携わる仕事をしてる方は大丈夫です。) - どうしても動かす必要がある場合は、吉日・吉方のチェックを
食事で「脾」を整える
- 甘味・黄色・自然な甘さのある食材(さつまいも、カボチャ、とうもろこし)
- 胃腸にやさしい温かい料理
- 冷たいもの・生ものの取りすぎに注意
土用こそ、“わたしを整え直す”チャンス
実は、土用は「見直し・棚卸し・再設計」にぴったりのタイミングでもあります。

- 手帳を整理する(今までの事、これから3ヶ月の事を整理整頓)
- 「この習慣、まだ必要?」を見直す
- 体と心の“声”を記録してみる
変化の前には、一度“止まる”時間が必要です。
焦らず、自分と向き合い、暮らしに余白をつくる。
その中から、本当に必要なものが見えてくる。
そんなやさしい時間に、夏の土用を使ってみませんか?
自分に合った整え方を知るには?
「じゃあ私はどう整えたらいいの?」
と思った方へ。
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まとめ
夏の土用は、氣が乱れやすいぶん、整える効果も大きく出やすいとき。
- 空間を抜ける風
- 胃腸にやさしいごはん
- 自分を“見つめる”時間
この3つを意識するだけで、心も身体も、そして運の巡りもすっと整っていきます。
「なんとなく不調」こそ、次の変化のサインかもしれません。
夏の土用、今年は「わたしを育てる時間」に変えてみませんか?
風水ライフデザイナー
志賀由都理
季節がめぐるように、わたしたちの“氣”も日々ゆるやかに変化しています。
このコラムでは、
東洋の叡智・風水や気学をベースに
“今この季節に合った整え方”をお届けします。
土用・節気・暦のリズムを味方に、
暮らしにやさしい風を通して、心地よい運の流れをつくっていきましょう。
気の巡りで暮らしを整える、そんな風水便りをあなたへ